年一か、二年に一回か、スキップすることもあります。
自分しかいないので、
出しても、出さなくてもいいわけなんですが、
防虫剤の入れ替えもあるので、
最低でも二年に一回は飾ることにしています。
出せばなんとなく華やいだ感じがしてきます。
季節の行事はいいですよね。
飾るのが面倒といっても、
昔の自分の雛人形ほどではありません。
7段飾りの豪華な雛飾りは、
子供心にとても嬉しく、飾るのが楽しみでした。
遠い記憶ですが、
なんだか場所をとっていたのを覚えています。
金色にきらきらとした被り物(名は釵子(さいし)だそうです)をつけたり、
檜扇や笏を持たせたり、
お供の人形の配置もわからなくなってしまうので、
チラシの写真を頼りに飾りました。
そのうちだんだんと、内裏雛だけしか出さないってことになってしまいましたね。
ほぼ自分の好みで選んだので、渋めです。
そんな記憶もあったので、
娘のお雛様はシンプルな木目込みの立ち雛を選びました。
お雛様の衣装の色合いも昔とはずいぶんと違って、
赤い十二単だけではなく、淡い色合いだったり、
選択の幅は予算だけではなかったですが、
完全に”自分好み”の視点で選びました。
木目込みは、ほっこりとしたお顔立ちが多く、
何より、ぽお~んって出すだけなので、
とても気に入りました。
娘が中学や高校生とお年頃だったころは、
立春を過ぎたら、早く出さないと文句が出て、
三日過ぎると、しまわないと文句がでました(笑)。
そんな娘も平均的な年齢には結婚したので、
いや、ちょっと早かったくらいか、
努力の甲斐がありました。
ご利益でしょうか、知りませんが、、、。
お手製の木目込みの雛人形
そういえば一時期、木目込み人形を習っていたことがあります。
あまり上手な出来栄えではなかったのですが、
そこで雛人形を作ったときに、
母にプレゼントした思い出があります。
母の時代はもう自分の人形なんて持ってなかったり、
あったとしても無くしてしまったりした世代、
とても喜んでくれました。
いや、でも、そのうち飾らなくなったような、、、。
そんな雛人形の思い出です。
ああ、でも今日は仏滅でした(汗)。