【武相荘】古民家に英国式インテリアが溶け込んだ素敵空間!

日記

白洲次郎・正子夫妻のお宅だった武相荘。

「無愛想」にかけていると思い、
ネーミングも素敵だって考えていましたが、
この前、武蔵の国と相模の国の境にあるのでは…と気がついて、
古い境界線をみてああそうなんだと、
あらためてセンスいいなって感じました。
後で、このお宅の成り立ちの解説を読んだら、
やはり、でした。

そのセンスは住まいのいたるところに発揮されていて、
もう憧れでしかありません。
アンティーク家具が大好きな私は、
もう「ここに住みたい」って図々しくも思ってしまいます。

茅葺農家と英国スタイルのマリアージュ

まず、家の門の前のガレージに、
ペイジ・グレンブルックという車が展示されていて、
そこに、ジェームス・ディーンばりにカッコいい、
次郎氏のポートレートが迎えてくれます。

古い茅葺屋根の家の農家に手を加え、
骨董品、民芸品などに囲まれていて、
和と洋のアンティーク家具が調和したインテリア。

ご夫妻が居を構えた当時、
茅葺屋根の農家は周辺では普通で、
ご夫妻も本当に農作業をしていたから、
農作業の器具を置く納屋があります。

でも、そこの2階が英国風のバー付きの、
こじんまりとしたプレイルームだったり、
戦中、戦後の時代にあったとは思えない、
別世界の空間が広がっています。

質実剛健、船箪笥の存在感。

本当にすべて素敵な中で一番の憧れが船箪笥です。
小さくても存在感たっぷりで、
いやもう何年も欲しいと思っているのですが、
お値段がすばらしくて手が出ません。

実は我が家にも”似たようなの”はありますが、
通販で1万円だったという品。
重厚感は比べようがありません、
それでも25年くらいは使っているので、
そこそこ古びた感じは出ていますが(笑)。

本物を見て憧れますが、
まあこれが自分の分相応なので良しとします。

ミュージアムが目的で訪問しましたから、
食事はしなかったのですが、
レストランもあるので、お庭を拝見しつつ、
白洲家伝来のカレーとか、
次郎氏が好きだったという”次郎の親子丼”なんて味わうのも素敵です。

イベントなどもあり、
近いところでは3月12日(日)に骨董市があります。

旧白洲邸 武相荘 アクセス

小田急線鶴川駅北口下車徒歩15分
鶴川駅よりバスの利用も可能です。

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